フランス人がケチである事をひたすら書いた本
タイトル:フランス人のケチの美学
タイトルにつられて読んだのですが、なかなか面白い本でした。
ほぼ縦書きの文章で、所々にマンガが差し込まれています。
ちなみに、マンガは16ページほどなので、文章メインでマンガはおまけです。
どんな内容?
冒頭から「システムD」について始まります。
色んな困難を自身のアイディアで乗り越えることのようで、フランス人の「システムD」が連発する一冊です。
システムDによりフランス人のどケチっぷりについて書いてあるのですが、
読んでいると堅実で、それほどケチといった印象では無かったです。
(※私がケチだからかもしれません)
日本にも「もったいない」という言葉があるように、フランスにもモノを大切に扱うという習慣があると知ることが出来る一冊です。
ただ、もったいないを通り越してケチの考え方まで到達していることが書いてあります。
その他、恋愛に対する積極的な話も散りばめられています。
見習う所が沢山あり、面白い一冊です。