「道は開ける」はどういう内容か?
自己啓発でおなじみ「D.カーネギー」の本。
「道は開ける」
タイトルだけ見ると、何が書いてあるのかよく分かりませんが読むと、仕事などで悩みを抱えている人にオススメの本だと思いました。
その他、体の健康面、身体面についても触れています。
私は病で苦しんだ事があったので、もっと早くこの本に触れていたかったと感じた本です。
不安を綴った本
人生での「不安」や「悩み」を書いた本です。
過去の偉人たちが、不安や悩みにどのように向き合い。
どのように対処してきたのかが書いてあります。
それぞれの人生の向き合い方が短編で多く入っているので、自分に置き換えて考えることができ、感情移入しやすくなっています。
対策が書いてある
人生の「不安」や「悩み」に対して、
「対策」が書いてあることがこの本の大きな特徴です。
不安、悩みから来る「苛立ち」の対策が書いてあります。
自分の直面した悩みを、この本に書いてあるとおりに分析することで、感情を落ち着かせ、多くの人に認めてもらえる人間になるように自分自身をコントロールする本だと思いました。
ルール化してある
様々な悩みの対策を順序立てて「ルール化」してまとめてあります。
本の内容すべてを受け止めることはできませんが、
ルールを自分の中に落とし込む事で、落ち着いた人間になることが出来るようになると感じました。
宗教も出てくる
私に知識と習慣がないからなのですが、キリスト教等の宗教の概念が無いと分かりにくい部分があると思います。
そもそも日本語訳なので、宗教の面で大きな読み落としがありそうです。
しかし、それを除いても、多くのことを学ぶことが出来る本です。
感想
本棚に置いていきたい本です。
仕事でうまく行かなかったり、知人の関係で上手くいかない時があったり。
そんな時は、感情のコントロールができなくなります。
この本を読むことで「ルール」を自分に落とし込み、
少しでも感情をいい方向へ持っていくことができたら良いと思いました。
そうすることで、タイトル通りの結果がついてくる。
そのように、感じた本です。
紹介した本について。
タイトル:新訳 道は開ける
著者:D・カーネギー
翻訳:田内 志文