タイトル:「名前が出ない」がピタッとなくなる覚え方
著者: 宇都出 雅巳
私は人の名前がなかなか出てこないこと多いので、
これは!!と思い手に取った本です。
どんな内容?
試験勉強の勉強法を教えている著者が、日常の記憶向けに書いた本のようです。
実際の日常での失敗例が書いてあるので、分かりやすく、スッと頭に入って来ます。
そして、肝心の記憶については、
脳の「記憶の正体」について書いてあります。
人間の脳には「ワーキングメモリ」という一時的に記憶しておく部分があり、
その使い方が上手いか、下手かがポイントのようです。
「ワーキングメモリ」の特徴を理解した上で、
記憶の仕方に工夫を施すことで、長期的に記憶できるようになる。
といった内容の事が丁寧に書いてあります。
感想
そのこと経験したことある!
と思った内容に対し、これは「ワーキングメモリ」がエラー出してるんだよ!
と書いてあるので、「なるほど、今後気をつけよう。」と思える事が沢山ありました。
また、個人的に半分近くは経験則で実行してた部分もあり、
「この記憶のやり方、間違って無さそうだなぁ。」
と思える部分もあったので、自分の経験の再確認の上でも良い本でした。