タイトル:おくのほそ道 まんがで読破
入門のような本。
まずはじめに・・・
私は全く知識がないのですが、松尾芭蕉に興味があったので、この本を手に取りました。
観光地などに行くと時々、松尾芭蕉にちなんだ石碑が今も数多く立てられており興味を持ったので読んでみました。
私のような、無知だけどちょっと気になった人が入門として読むマンガにはいいと思います。
名前で驚いた
松尾芭蕉の「芭蕉」って植物から付けたのか!
と、名前から驚いたマンガでした。
弟子に支えられていた
多くの弟子に支えられていた松尾芭蕉が描かれています。
なので、弟子に恵まれた人物だと言えるのですが、
弟子が集まってきたのも、松尾芭蕉が志が高く、その志の高さに惹かれる弟子だったからだと言えそうです。
俳諧の流行が悩み
俳諧が「人気商売」になっていく時代で、俳諧本来の良さが失われつつあることに松尾芭蕉は悩むこととなったようです。
本当に俳諧が好きだった松尾芭蕉は、旅の中で先人の俳句と場所を重ね合わせることで、
変わらない大切さを感じるようになったようです。
有名な句も!
「夏草や兵どもが夢の跡」など、有名な句もマンガの中にちらほら出てきます。
ちょっとした時代背景と、説明があります。
感想
松尾芭蕉の人生を簡略的にまとめたマンガでした。
知識が全く無い人が、ちょっと気になる時に読むともっと気になるようになるマンガです。
深い話は殆ど無く、淡々と話しが進んでいくのでとても読みやすのです。
その為、ガッツリ読みたい人には薄い内容と言えそうです。